NEW FACE 続々ゾクゾク
序章
今年の9月に海水水槽設置当初からいらっしゃったヤドカリ君が―エサを食べる時にハサミを口に持っていくしぐさがとてもチャーミングで好きだったのですが―お亡くなりになりました。
そんなわけでニモ水槽には、ニモ1匹、イソギン、貝、となってしまい、見た感じ結構さみしい水景となっていました。
そこら辺は子どもたちも感じたらしく、「お魚を追加すべきだ」という声が上がり、その意見については僕も同じだったので、珍しく満場一致で海水魚を購入することになりました。
海水魚購入
早速海水魚ショップに出かけましたが、いざ購入する段になると(当然)意見は分かれ、僕はハタタテハゼ
が欲しかったんだけど、子どもたちはシリキルリスズメダイ
が良いと主張し、多数決の結果2対1で僕が(当然)敗戦し、シリキルリスズメダイを1匹ニモ水槽にお迎えしました。
シリキルリスズメダイは青色の体色で尾は黄色(尻黄)という色鮮やかな海水魚で、1匹のみの追加でしたが水槽は華やぎ、子どもたちは満足そうでした。
ある日突然
話は変わりますが、休日はだいたい僕か妻かのどちらかが休みで、休みの方が子どもたちと遊ぶ役目なのですが、この前の休日は僕が仕事で妻が休みでした。
仕事から帰ってくると子どもたちが嬉しそうに「今日海に行ってきた」というのです。
どうやら妻が子どもたちにせがまれて海に連れて行ったみたい。ほうほう、この寒い時期によく海に行ってきたなと思っていたところ、「ヤドカリを採ってきた」という追加報告を受けました。
これはうれしい話です。
実はシリキルリスズメダイを追加した後も、やっぱりヤドカリのことが忘れられず、チャーミングなしぐさに加え水槽の掃除役でもあるので1匹くらいはいた方がいいよなぁ、と思っていたところでした。
心が通じたのか、でかした我が子よ、と思っていたところ、
「9匹も捕まえてきた!」
おーそうかそうか・・・え?何匹?
「9匹捕まえてきた(ドヤァ(*‘∀‘)」
きゅ、9匹!?・・・マジっすか。
ニモ水槽は水量20リットル程度の小さい水槽。
そこに大小9匹のヤドカリが加わることになりました。
さ・ら・に
イソギンチャクも捕まえてきたよテヘペロ・・・ということでR3.11月現在我が家のニモ水槽はニモ1匹、シリキルリスズメダイ1匹、ヤドカリ9匹、イソギンチャク3匹、貝2匹の大所帯となりましたとさ。
めでたしめでたし?
今年の冬はヒーターサーモセット(ニッソープロテクトプラス)で決・ま・り!
ヒーター再考
我が家のニモ水槽は玄関に設置してあって、冬はとーっても寒くなるため、昨年12月ころから水温固定26度のヒーターを2台設置してしのぎました。
上記記事は昨年12月のもので、その当時は良かったのですが、今年の1.2月は寒すぎたせいかヒーターが良くなかったせいか、水温が安定せず結構困ったし、結果としてニモたちにも負担をかけたような気がしました。
僕は海水水槽を始める前に淡水水槽(60㎝)でおさかなちゃんを3年くらい飼っていたことがあって、その時は冬場の水温に苦労した記憶がありませんでした。
なぜ今回はこんなに冬場の水温管理に苦労しているのだろうと記憶の糸を手繰り寄せながら淡水水槽時代を思い返してみると、確かその時は水温26℃固定のものではなく「サーモスタット+ヒーター」だったような気がしてきました。
そうだそうだ、だんだん思い出してきた、ということで、今年は水温26℃固定のヒーターではなく「サーモ&ヒーター」(なんだか音楽グループの名前みたいですが)で冬をしのごうと決意したのです。
サーモ&ヒーター
ということで、早速ニッソープロテクトプラスR-110ヒーターサーモセットを購入しました。
「水量44リットル以下」のヒーターで、水量20リットル程度のニモ水槽の1ランク上のものですが、冬には極寒の我が玄関には1ランクくらい上のものが良いのではないかと思い購入しました。
これで今年は冬(主に1.2月)は水温安定か?と期待しております。
さいごに
ちなみに、そろそろ寒くなってきたかなと思い水槽のクーラーを撤去し、サーモ&ヒーターを設置した次の日から暑い日が続いたというお約束の出来事がありました。
なんなのよ、もう。。。
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ブログで親しくさせてもらっているデーヴさんの記事です。
現在のコロナ禍において困っている方々に対し無償での食事提供をする活動をされている方のブログの紹介記事です。
ぜひこの記事もご覧いただければと思います<(_ _)>
ニモに捧げる愛の歌
僕のブログによりますと、僕がニモ2匹を飼い始めたのは昨年の6月のようです。
今年の3月に1匹がお亡くなりになりましたが、もう1匹は今も元気に泳いで僕に癒しを与えています。
ということで、ニモを飼い始めて1年以上が経過したのです。
1年、というのは何につけても記念碑的な年数ですよね。
付き合って1年、転職して1年、結婚して1年・・・などなど、感慨にふけるにはちょうどいい年数です。
そんなことを考えていたら、いつも癒しを与えてくれているニモに感謝の意を表したい気分になってきました。
何か感謝の意を形にできるいい方法はないかなと思っていたところ、よく考えたら僕は自称作曲家だったので、ニモに愛の歌をプレゼントするのはどうだろうと思い至りました。
我ながら良いアイデアです。僕からニモへの愛の歌。
早速どんな曲を作ろうか考えました。
いつもありがとう的な歌が良いのか、もっとストレートにバラードのラブソング系で行くか、アップテンポの元気が出る系の曲が良いのか・・・四六時中ニモのことを考えていました。まるで愛しい恋人のことを考えるように。
ニモたちと最初に出会った日のことを思い出し、ケンカして仲直りしたこと、愛を誓い合ったこと、盗んだバイクで走りだしたこと・・・などなど、あることないことごちゃまぜの妄想全開でニモのことを考え続けました。
そして長い年月が過ぎ去り、とうとう曲が完成しました。
それでは聴いてください。僕とニモの愛の歌。
「俺の名前はニモじゃねぇ」
小型海水水槽事件簿(R3.3~R3.5)
今年の3月から現在(R3.5)までに、小型海水水槽(通称ニモ水槽)に様々な出来事が起こったので事件簿として記しておこうと思います。
本来なら事件の一つ一つが記事一つ分に匹敵するボリュームなのですが、最近は仕事の都合もありブログの執筆が乳として・・・おっとっと、遅々として進まず、まとめて記載と相成りました(∀`*ゞ)テヘッ。
事件1:大型ルーキー登場
今年の3月中旬頃でしたか、たまたま海に行く機会があり、イソギンチャクとかヒトデとかいないかな~と何気なく散策していたところ、なんとイソギンチャクを発見。車にあった娘のおままごと道具で「ヘラ」みたいなのがあったので、そのヘラで優しく取りはがし、見事採取に成功、ニモ水槽の仲間になりました。
ニモと共生するイソギンチャクではないのですが、淡水水槽では絶対出会えないような生き物なので、ずっと飼ってみたいと思っていました。
で、これがそのイソギンチャク↓
なんと青色LEDの下では触手の付け根が発光して見えるのでした!(写真だとわかりづらいですが・・・)キレイやないか・・・
事件2:さよならニモ
4月の下旬頃、ニモ1匹(オス)がお亡くなりになってしまいました。
昨年の6月に2匹のカクレクマノミを購入。カクレクマノミは2匹で飼育した場合、大きい個体がメス、小さい個体がオスとなるという、ちょっと変わった魚です。
そんなわけで購入した時点で大きい個体がメス、小さい個体がオスとなるわけですが、飼育して何カ月か経った頃、メスがオスをいじめるようになりました。
いじめるというのは、泳いでいるときに執拗につつきに行ったり、エサやりの時も自分だけがエサを食べようとオスをつついてエサ場から遠のかせたりする、というものです。
今年に入ってから、オスの体色が悪くなり少し心配していたのですが、エサはしっかり食べているし様子を見るか、と思っていたところでした。
これはニモの死後に分かったことですが、ニモの体色が悪い、具体的には背中のあたりが黒くなるのですが、これはストレスとか日焼けが原因である場合が多いそうです。ストレスは前述の通りだし、日焼けにも思い当たる節があります。
というのも、イソギンチャクを飼い始めてから、昼間のライトを青色から白色に変えたのでした。イソギンチャクは光合成をするので、明るい方がいいかなと思ってのことですが、これが日焼け&環境の変化によるストレスの原因にもなったのではないか・・・と。
そんなわけで、ニモは1匹の水槽となってしまいました(あとはヤドカリとイソギンと貝数匹)。
事件3:水槽大掃除
ニモ水槽を立ち上げ1年が経とうとしています。ライトを明るくしたせいか、緑色のコケが出るようになりました。ろ過器もかなり汚れが目立っています・・・ということで、5月の上旬に水槽の大掃除をすることにしました。
まずニモをバケツに避難、水槽の水を4分の1ほどにして壁面を100円ショップのスポンジで掃除、ろ過器からろ材を取り出して海水で洗う、ろ過器もついでに水道水で洗って天日干し・・・などなど。
一通り終わったらろ過器をセットし、新しい海水を入れて水を回すこと1時間程。その後にニモを入れました。ろ過器をセットした後はかなり水が濁るので、ある程度水が綺麗になるまでろ過器を回さないとだめですね。
いまのところイソギンチャクも元気だし水もきれいになった気がするし、意を決して掃除をした甲斐はあったような気がします。
さいごに
心なしか1匹になってしまったニモが淋しそうに見える。。。
発泡スチロールでホオン(小型水槽)
我が家ではニモ(カクレクマノミ)を2匹飼っていて、水槽を玄関に設置しています。
この度の厳冬には、ヒーターを2台設置して対処していたところですが
今年に入りますます寒さが強くなり(最高気温が-2度って何?)、ヒーターをもう1台追加しようかと迷っていたところ、とてもリーズナブルな保温方法を見出したので記すことにいたします。
ずばり、そのリーズナブルな保温方法とは「みんな大好き100均で購入できる発泡スチロールで水槽を取り囲む」というものです。
所要経費110円と少しの手間でOK。
(ちなみに我が家の水槽の大きさは奥行25.5センチ横46センチ高さ22センチと、比較的小型です)
保温手順
・100均で売っている「A3発泡スチロール2枚」を購入(写真撮り忘れ)。
・水槽の面ができるだけ隠れるようにカッターナイフで切る
(結構切りづらい&発泡スチロールのカスが飛び散るので注意)
・あとは水槽の面に当てるだけでOK
(両脇と裏面を発泡スチロールで囲いました)
僕の場合で言うと、上記写真のように発泡スチロールで囲んだところ、なんと水温が27度前後になってしまいました。
27度?
ちょっと熱すぎないかい?
と思いヒーターを1台にしました。
26度固定温度のヒーターを2台入れると26度以上になるんですかね。。。
(水温については「やらかし」があったので
現在はアナログとデジタルの2つの水温計を見ています)
最低気温がマイナス10度とかいう日があり、多分玄関はそれ以上に冷え込んだと思うのですが、水温低下は防止できているようです。
この保温方法はコストパフォーマンスが良いですよ。おすすめです。
ヒーター二刀流人間万事塞翁が馬
(Анастасия БелоусоваによるPixabayからの画像)
3日ほど前から空気が2段階ほど冷たく感じられるようになりました。ぴりりと肌を突き刺す感じ。そして昨日から雪。
12月に入り寒い寒いと言っていましたが、所詮気温は10度前後。あたたかいとは言わないまでも、「寒い」とは断じきれない日々が続いていたのですが、とうとう本当に寒くなってしまいました。最高気温が「2度」って、フトンが恋人のレベルです。
さて、所詮気温が10度前後の12月上旬、我が家のニモ水槽の水温を見ると、朝方に24度を切る日が出てきました。
日中10度前後といっても、夜中~朝方にかけては5度とかそれ以下になっているハズ。
↓の記事で、冬の水温はヒーターがあるから大丈夫、みたいなことを書きましたが、
どうやら我が家では玄関に水槽を設置していることもあってか、なかなか水温が上がらないみたいです。
ヒーターの説明書でも「外気が15度以下だと設定温度に達しません」みたいなことが書いてあったような気がします。一応水量18リットル用のヒーターで26度設定というものを購入したのですが、ちょっと26度は厳しいみたい。
12月上旬ごときの気温で24度を切るようでは、本格的な寒さの1、2月はもっと水温が低くなってしまうでしょう。
こりゃイカン、ということでヒーターをもう一つ買わなければならないと思うところですが、なんと僕ちんは新品ヒーターを3つも持っているのでした。
上記記事を書いた時は、なんと愚かなことをしたものか・・・と結構ショックだったのですが、余分に買ったヒーターが役に立つ時が来たのです。人間万事塞翁が馬。
というわけで、秒でヒーターを追加し、今現在我が家のニモ水槽はヒーター二刀流で稼働中です。
めちゃさむの今朝でさえ水温は24.6度だったので、厳冬期でも24度を切ることはなさそう。
とりあえずこれで今年は乗り切ろうと思いますが(なんなれば3刀流の準備もありますが)、今後の検討事項として、ヒーターは水量が2ランクくらい上の物を買わないとダメかなと感じました。
ニモ水槽は水量18リットル程度なので18リットル用のヒーターを買いましたが、次に購入する時は40リットル用あたりのヒーターが良いかもしれません。そうすればヒーター1台で寒い冬でもまかなえそうです。
ヒーター二刀流はコンセントが+1必要だし、何より見てくれ(水槽の中)があまり良くないので、できれば1台で済ませたいところ・・・電気代はどっちがお得か分かりませんががががが。
白昼夢の事件?恐怖、貝喰い物語
おかしいな、とは思っていた。
我が家のニモ水槽が、11月の上旬頃からでしょうか、定期的に白く濁るようになってしまいました。
バクテリアのバランスが良くないのかなと思い、ブクブクを入れてみたけど、やっぱり白く濁る日がある。
水槽の環境が良くないのかなと思いネットで調べてみたものの、白濁の原因はつかめず、ただいたずらに日々は流れていくのでした。
ニモ水槽にはニモ以外にヤドカリ、ソフトクリームの形をした貝(以下ソフト貝)大、ソフト貝小、栗の形をした貝(以下栗貝)大、栗貝中がそれぞれ1匹ずつ生息しています。
皆つかず離れずで平和に暮らしていたのですが、ある日、ソフト貝小と栗貝中が合体?しているのを発見しました。
(赤丸内がソフト貝小と栗貝中。手前が栗貝大、奥がソフト貝大)
交尾?でも貝の種類は違うしなぁ・・・それよりも、水槽内が若干白濁してる。バクテリアのバランスが崩れてる?
翌日水槽を覗いてみると今度はソフト貝大と栗貝中が合体中。
子どもたちは「チューだチューだ!」と盛り上がっていますが・・・
次の日に水槽を覗いてみると・・・誰もチューをしていない。
あれは何だったんだろうと思ったその時!僕の目の前に現れたのは栗貝中の貝殻。
貝殻・・・ということは本体(体)が無くなっているということです。
それはつまり、あの貝同志の合体はチューなどではなく、共食いだったのです!
コワイヨコワイヨ・・・貝って共食いするの?と思い調べてみると、エサ不足の水槽で共食いする貝もいるとのこと。
そして貝から出る粘液によって水槽が白濁することがあることも判明。ははーん、白濁の原因は貝だったのか?この粘液は水質悪化の原因にもなるらしい。
そうこうしつつ迎えた次の日、水槽を見るとまたまた白濁・・・何か事件が起こっているのか?と水槽を覗いたところ、今度はソフト貝大とソフト貝小が合体しているではありませんか。
予想通りその次の日には、貝殻と化したソフト貝小の亡骸があったのでした。恐るべし、ソフト貝大。栗貝中とソフト貝小を喰いやがった。
ということで、数日のうちに貝が4匹から2匹へと減ってしまったのでした。
ソフト貝小の亡骸以降、水槽は白濁していません。11月上旬からの白濁は貝が原因だったのでしょうか。
しかしエサ不足とは言え、貝が共食いをするなんて・・・
あなたの家の水槽が白濁したとき、それは事件の前触れかもしれません・・・
犯人は誰だ?水温失踪事件!
我が家ではニモ(カクレクマノミ)を2匹飼っています。
10月の初めころの話なのですが、だんだん涼しくなってきたので、ニモ水槽のクーラーを撤去し、ヒーターを設置しました。
ヒーターは持っていなかったので、水温26度固定のものを予備を含めて2本購入しました。
ヒーターを設置して数日後、水温計(アナログ)を見ると24度くらいでした。
ちょっと低いかな?まあ誤差もあるし、と思っていましたが、さらに数日後水温が23度を切るくらいまで下がっていました。
これはヒーターの故障か?と思い、予備のヒーターに取り替え様子を見ましたが、水温計は下がる一方で、とうとう21度を示すまでになってしまいました。
水槽の水を触ってみると確かにいつもより冷たいような気がしなくもない。2本とも故障か?
調べたところによると水温23度~30度くらいがニモの適温のようで、このままでは水温が低すぎると思い、今は財政再建の身ですが(クーラー購入しちゃったから)、もう1本別メーカーのヒーターを買いました。その際、アナログ水温計は見にくかったので、デジタル水温計も購入しました(財政再建?)。
そして新しいヒーターをセットし、今度は大丈夫だろうと少し経ったあとアナログ水温計を見ると21度くらい。
・・・・・
さすがにカンの鈍い僕でもアヤしいと思いましたよ。
買ったばかりのデジタル水温計をセットして水温を見ると25.8度と表示されているではありませんか。
もちろんアナログ水温計はなにくわぬ顔で21度を示しています。
あちゃー・・・・・壊れていたのはヒーターではなくアナログ水温計の方だったようです。
犯人はオマエだったのか。。。
そういえばあのアナログ水温計買ったの10年くらい前だったっけ。。。
・・・・・
多分この話にはいくつかの教訓が含まれていると思うのですが、そんな教訓よりも何よりも今は新しく買ったヒーター(約2,000円)の出費が悔しくて悔しくて・・・自分の愚かさに打ちのめされています。
こうやってブログにしたためたのでこの気持ちが成仏してくれればよいのですが・・・
小型海水水槽に必須なアイテム・・・それは「水足しくん」だッ
我が家ではニモを2匹飼っています。
水槽はGEXのグラステリア450スリムという総水量17リットル程度の小型水槽です。
小型水槽は管理が難しいとよく言われます。
水替えは楽なんですけどね。。。
管理とは水質と水温の2つに分けられると思うのですが、水温についてはクーラーを購入したので
夏場の暑さ対策(水温)はとりあえずクリア。
で、水質なのですが、海水水槽は淡水水槽と違い「比重」を気にしなければなりません。
水槽の水は常に蒸発していて、ほおっておくとすぐに水位が下がってしまいます(季節にもよりますが)。
水位が下がれば比重も変わってしまいます。
大きな水槽ならばともかく、水量17リットル程度の水槽では水質の変化も大きいでしょう。
夏場冬場は特に蒸発が激しく、水質が変わりやすいです。
仕事に行っているとき、夜寝ているときなど、ところかまわず水は蒸発していきます。
そこで登場するのが「水足しくん」。
これはペットボトルを利用して減った分の水を自動で給水してくれるというものです。
箱には小型~45㎝クラスの水槽用と書いてあり、ペットボトルは1リットル以下のものが使用できるとあります。
僕は500ミリリットルのペットボトルを使用しています。この夏の実績では、一晩中ファンを回していても500ミリリットルあれば(給水の水が)空っぽになりませんでした。
これは便利・・・というか、必須です。「水足しくん」。
これにより、蒸発による水質の変化の心配は不要となります。
ということで小型水槽で管理が難しいとされる(と僕が勝手に思っている)水質、水温の管理については一応両方ともクリアしたことになります。
あとは週に1回の水替え(2~4リットル)で今のところニモは元気です。
TEGARU(テガル)2を買ったのでテガルにレビューしてみる
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我が家ではニモ(カクレクマノミ)を2匹飼っているのですが
8月下旬~9月上旬にかけてクソ暑い日が続いて、水槽の水温もかなり上昇していました。
水槽用の扇風機(↓こんなの)で
何とかしのいでいたのですが、ある日突然水槽の水が白濁していました(突然のことで動揺していたため写真ナシ)。
まるで牛乳を入れたみたいに白濁してしまい、大至急原因は何かと調べたところ、どうやら水温上昇のため水槽内のバクテリアが大量死してしまい、白く濁ってしまったようでした。
さすがに扇風機では水温の上昇は抑えきれないと感じ、意を決して水槽用クーラー「TEGARUⅡ」を買うことにしました。
TEGARUⅡとは
水槽用クーラーと書きましたが、正確には「水温調節装置」、つまり冷温、加温の両刀使いです。
これ1台あればヒーターはいらない理屈ですが、加温についてはヒーターに分があると思います(後述)。
本体の大きさは縦115mm横115mm高さ180mmとコンパクトです。
適合水槽は小型~40㎝水槽(35ℓ以下)とマニュアルにあります。僕の水槽は20ℓくらいなので、適合範囲内でした。
冷却は-5℃~-9℃、加温は+9℃~+12℃です(マニュアルより)。
セッティング
外部式フィルターを使用している場合は外部式フィルターとTEGARUⅡをセットすればよいのですが、僕のように外掛け式フィルターを使用している場合は別に水中ポンプが必要です(適合循環流量約1.5~8.5ℓ/分)。
ちなみに僕はニッソーPP-51
を買いました。
TEGARUⅡをキャビネット内に設置する場合は、放熱の関係で前後20センチ以上の空間の確保が必要です(マニュアルより)。僕は玄関に水槽があるので、前後の空間の確保はOKでした。
そのかわり左右は上記写真の通りほぼ0㎝(汗。たまに指で触って熱がこもっていないか温度を確かめていますが、熱さは感じません。左右よりも前後の空間確保が大事みたいです。
TEGARUⅡ所感
まず、クーラーとしての役割は満点です。設置後、新潟の三条で9月では日本最高の40℃を記録した日があり、僕の地域でも相応の暑さがあったのですが、設定温度27℃のところ、28℃にはなったようですが、そこで踏みとどまり、27~28℃を保ってくれました。
僕の水槽が20ℓくらいと少な目だったので、効きも良かったのかなと思いますが、期待通りの働きを見せてくれました。
また、最近では朝方気温が下がることがあり水温も下がるかと思うのですが、TEGARUⅡは加温もあるので、その点も安心、水温を一定に保ってくれます。
しかし、個人の感想ですが、音はうるさいと思います。運転中は結構作動音がします(運転していないときは静かです)。
そのため、夏場の冷却は必須としても、冬場の加温は(専用の)ヒーターがあるので、ヒーターに任せた方が静かでいいと思います。なにせヒータ―は音がしませんから。
冬の加温もTEGARUⅡにまかせると、1年中TEGARUⅡを酷使することになり、負担が大きくなりそうということもあります。
ということで、僕は(特に秋冬の)加温についてはTEGARUⅡではなく専用のヒーターにしようと思っています。
もう1点気になった点は、ACアダプターがめっちゃ熱くなるという点です。さわれないくらい熱くなるんです。あまりに熱すぎるため直接床におけず、100円ショップで台を買ってきて
こんな感じでセットしました。
作動していないときは、ほとんど熱を持っていなかったので、作動しているときにめっちゃ熱くなるようです。
マニュアルの「故障かなと思ったら」に「ACアダプターが熱い」という項目があって、処置方法が「放熱できるように設置して下さい」ということなので、仕様なのかもしれませんが・・・いやまじ熱いっす。
さいごに
「水量が少ない水槽は管理が難しい」といわれる最大の点は「夏場の温度管理」にあると思うのですが、TEGARUⅡのおかげで解決です。
価格は2万円ちょっとなのですが、この金額の音源を買うとなると相当悩むのに、TEGARUⅡはほぼ即断で購入したところに、僕のニモに対する愛を感じます。
自分で言うのもなんですが。