ヒエロぐり

DTMer hieroglyph が綴る作曲記

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「彼方のアストラ」が評判通り面白かった件

大体において、他人から「面白いよ」といって勧められる本は、ハードルが上がってしまうせいか、たいてい面白いとは感じない―みたいな公式が僕の中にあったので、「彼方のアストラ」もネットでの評価は高いものの、「本当に面白いのかなぁ」と眉に唾をつけながら読んだのでした。

 

彼方のアストラとは

そもそも「彼方のアストラ」とは、スケットダンスでおなじみの篠原健太さん作のSF漫画です。2019マンガ大賞の大賞受賞作でもあります。全5巻。

 

スケットダンスが好きだったこと、マンガ大賞受賞作という肩書き、全5巻という巻数の短さ、などから、「彼方のアストラを読んでみっか」と思ったのでした。

 

彼方のアストラの魅力

僕が感じた最大の魅力は「ミステリ小説」を読んでいるかのような感覚に陥いらせてくれた、という点でしょうか。

 

物語の根幹に迫るような重大な謎から、ちょっとしたエピソードに登場する謎まで、様々な謎がちりばめてあり、その謎が解決する過程がとても説得力があるというか、気持ちよく感じました。

 

ネットでは伏線の回収が上手だ、というような評価があるようですが、それすなわち謎を解決する過程が上手だ、ということなんじゃないかなと感じました。

 

さいごに

というわけでミステリ小説好きはハマる確率大です。

注意事項

①謎が解かれていく過程がドキドキワクワクするので、もし読むなら絶対にネットのネタバレを見るのはやめましょう。

②全5巻なのでサクッと読めると思いますが、初見は面白くて読みやめることが難しいと思うので、読む時間はちゃんと確保しましょう。