ヒエロぐり

DTMer hieroglyph が綴る作曲記

MENU

スポンサーリンク

access結成30周年がおめでたいので1stアルバム「FAST ACCESS」をレビューする

access 30周年

貴水博之さん(以下ヒロ)と浅倉大介さん(以下大ちゃん)から成る音楽ユニットaccessが結成30周年だという。
そうか、もう30年たつのか・・・そこはかとなく諸行無常の響きを感じてしまいます。

僕は当時からaccessのファンでした。初めてコピーした曲はVirginEmotionだったし、
初期三枚のアルバムのスコア(楽譜)も持っています(ドヤァ

そんなわけで、僕が生涯の中で最も聞いたであろう三本の指に入るアルバム

「FAST ACCESS」のレビューです。

 

FAST ACCESS

1 SENSUAL GLIDE
記念すべき1stアルバムの1曲目。3連の曲で壮大な空を駆けている様な気持ちのいい曲。
この曲を聴くと「このアルバムにはどんな曲が入っているんだろう」とワクワクしながら聴いていた当時気持ちを思い出します。

2 VIRGIN EMOTION
1stシングル。僕にとっては生まれて初めてコピーした曲で、かなり思い入れのある曲です。
スコアに小節の番号を書きながらEOSB500にポチポチ打ち込んでいました。
(そうしないと今何小節を打ち込んでいるのか分からなくなってしまうのだ)
練習の時からボーカルが「キーが高すぎるYo!」と愚痴っていたのを覚えています。
結局オリジナルのキーで歌ってもらいましたが(当時は移調するという技術がなかった)、今思うとよく声が出たなと・・・

3 PALE BLUE RAIN
しっとりピアノバラード。スコアに載っていた大ちゃんのインタビューによると、この曲で大変だったのはピアノの呼吸感を出すためのテンポデータだったとのこと。
そういう裏話的なことが分かってから聞くと「ああ、ここテンポデータいじってるのかな」とか分析的に聞けて、純粋に楽曲を楽しめません笑

4 JEWELRY ANGEL
2ndシングル。アルバムに収録されているのはシングルとミックスが違うんですが、個人的にはシングルのミックスの方が好きです。
この曲も疾走感があって好きでした。特にPVが好きで、ビデオテープ買ってしまいました。あ、DVDじゃないですよ、ビデオの時代です。

5 DISTANCE~求め合うには遠すぎて~
ミディアムテンポのバラードなのですが、切ない大人の恋って感じで好きでした(当時僕はタンポポの綿毛のようにウブな学生でした)。
accessのミディアムテンポのバラードの基礎となった曲、のような気がします。

6 HOT CRUISING NIGHT
この曲はニッポン放送(ラジオ)の「Oh!デカナイト」のテーマ曲でした。伊集院光さんがDJの。

「ホットクルージングナイト」という歌詞を「オーデカナイト」と歌っていました。
AMラジオの「Oh!デカナイト」、ラジオのアンテナを最大限に伸ばして周波数を合わせて、部屋で一番電波の入りがいい場所を探して聴いていました。
同年代にはわかってもらえると思うけど、若い人には「何言ってんの?」と言われそうな気がするなぁ、とタイプしてて思いました、まる

7 AGAINST THE RULES
この曲も好きだったなぁ・・・あ、全曲好きなわけですが。改めて聞くとスネアの音がいいなぁ。
当時はサンプリングの音に関心がいっていたのですが、年齢とともに趣向が変わったのかな。。。

8 CAN-DEE GRAFFITI
出だしのシンセの音がいいですね(声をサンプリングしたものらしい)。曲調もゆったりしていて、このアルバムの中では異色の曲かも。
この曲はBメロが秀逸ですね(個人の感想)。サビよりもBメロの方が好きです。

9 BE NUDE
大ちゃん曰く「出てくる楽器の順番をすごく計算して作った曲」とのこと。確かにイントロからいろいろな音が出てきますよね。
ヒロ曰く「詩も音に張り付くように作った」とのこと。個人的にはサビの「これ以上待てないNUBEな恋」の歌い方が音に張り付くような歌い方で好きです。

10 PERFECT TIMING
言っちゃえばただのカウントダウンなんだけど、最後の曲につながる、つなげる大切な曲です。

11 LOOK-A-HEAD
というわけで名曲ぞろいのこのアルバムのトリを飾る曲ですが、トリにふさわしい曲です。
イントロからぐいぐい引かれていって、Bメロでじらせておいて、サビでパァァァン!みたいな(語彙力
ハイトーンボイス+デジタルビートの真骨頂、初期accessの代表曲でしたね。

さいごに

いやまじで30年前は狂ったように聞いていました。
今はそれほどではないですが、やっぱり結成30周年と聞くと嬉しいですね。

最近のaccessの話で好きなのは、ヒロが「仮面ライダーエグゼイド」で俳優として出演していて(結構重要な役だった)それを知った大ちゃんが「ヒロばっかりずるい」と言って次の「仮面ライダービルド」の主題歌を(小室哲哉さんと)作った、という話。

本当かウソかわからないけど、本当の話かも、と思わせるところが大ちゃんのいいところですね。

厳密にはaccessの話じゃないんだけど笑

二人にはこれからも活躍してほしいです。