ヒエロぐり

DTMer hieroglyph が綴る作曲記

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くもん出版 NEWスタディ将棋を買って接待将棋

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将棋ブーム到来

だいたいにおいて我が家での「ブーム」は子どもたちが主に学校から持ってくるのですが、今回の将棋も例にもれず「学校(放課後児童クラブ)で友達がやっていて面白そうだから」という理由で持ち込まれました。

 

テレビゲーム系ではないので買ってやってもいいかなと思ったのですが、買ってすぐに飽きる可能性もあり、そこら辺は見極めが必要なのです。

 

そんなわけで少し時間を置いたのですが、やっぱり子どもたちはやりたいということなので、それでは買ってやろうかと相成りました。

 

くもん出版NEWスタディ将棋

将棋といっても値段が安いものから高いものまであり、どれにしようかなと悩んでいたところ、奥様が「くもん出版のNEWスタディ将棋がいいんじゃない?」と言ってきました。

 

そこで調べてみると、将棋の駒に「駒の動き」が書かれていたのです。

 

初心者には駒の動きが一目瞭然で分かりやすくいいと思うのですが、本物の将棋はもちろん駒の動きは書いてないし、駒の動きを覚えてこその将棋だろうという個人的な考えもあり、当初僕は購入に反対し、駒の動きが書いていない普通の将棋の駒のものがいいのではないかと主張しました。

 

しかし奥様は将棋の駒の動きが分からないため(もちろん子どもたちも分からない。僕もうろ覚えでしたが)絶対に駒の動きが書いてあった方がいい!という鶴の一声で購入が決定してしまいました(いうまでもなく、そこに「選択」という言葉はなかった)。

 

しかしさすが我が奥様。やってみてわかったのですが、初心者には駒の動きが書いてあった方が絶対にいいです。

 

子どもたちは(というか、僕と奥様も含め)駒の動きが一目でわかるためどこに動かそうか盤上を見ながら考えることができます。

 

これが、駒の動きが分からないとその都度「この駒はどう動くんだっけ?」と誰かに聞くことになり、そこで思考も中断され、おそらくそんなことを繰り返していると「将棋は難しい」という考えになり、将棋から離れていくのではないか、と思いました。

駒に動きが書いてあるおかげでとりあえずは駒を動かすことができるので、子どもたちに「将棋は難しい」という意識はないようです。

 

もちろん将棋の奥深さはまだわからないと思いますが、少なくても入り口でつまずく、ということにはならなそう。

 

おかげで購入して1カ月ほどたちますが、今も変わらず時間があるときは子どもたちと対局しています。

僕も老化しつつある頭に活を入れながら楽しんで遊んでます。

 

接待将棋

小学三年生の息子には気を抜くと負けてしまう(「角」とか遠い駒はつい見逃してしまう)。

 

小学一年生の娘にはさすがに負けませんが、僕が勝ち続けると娘の機嫌が悪くなるので、たまに負けてやります。わざと負けたようにならないように上手く負けるのです。これがなかなか難しい。

 

ということで、僕は娘との将棋をひそかに「接待将棋」と名付けています。

 

ちなみに娘との将棋は「歩なし将棋」です。文字通り「歩」を全部抜いてあとは通常のルールで将棋をするのですが、これがなかなかスリリングで楽しいです(初手で王手とかできてしまう)。

 

最後に

将棋を始めたせいか奥様が藤井三冠(R3.10.12現在)のファンになり、対局の日は「今日は勝つかなぁ」とスマホ片手に対局を見守っているのですが、藤井三冠が負けると機嫌が悪くなるので(娘かッ)、特に藤井三冠のファンではない僕ですが、家庭円満のために藤井三冠には永遠に勝ち続けてほしいなぁ、と思うのでした。